骨伝導イヤホン「AfterShokz」(アフターショックス)
最近、健康を目的としたランニング等の運動やテレワークなどの場面で、PCやスマホ、スマートウォッチと連動させるなどしてイヤホンを使用することが一般的になっています。この記事を読んでいるあなたもイヤホンを使っている、またはこれから購入しよう考えているのではないでしょうか。
そこで、近ごろ話題の骨伝導イヤホンのご紹介です。興味はあるけれど、安い買い物ではないし、まだ使用感や評価も一般的ではないから買うのは迷っている…というあなたに向けた骨伝導イヤホン「AfterShokz(アフターショックス)」のレビュー記事です。今回は私が使用している「AfterShokz OPENMOVE AS660」(アフターショックス オープンムーブ)をご紹介します。この記事では、私が買ってよかった!と思える「AfterShokz OPENMOVE AS660」のおすすめポイント5選について、使用例と共にご紹介します。また、逆に使っていて「不便だな」と思う点も書いていきます。この記事を読めば、「AfterShokz OPENMOVE AS660」がどのようなイヤホンかがイメージ出来て、あなたに合っているのかどうか判断いただけると思います。
ちなみに私の使用場面は主に、
- 運動(主にランニング、筋トレ、ストレッチ)
- 通話
- 音楽鑑賞(作業中、家事中)
- 入浴中
です。記事を読む際、購入する際にぜひ参考にしてください。
おすすめポイント5選
まずは結論から。
「AfterShokz OPENMOVE AS660」のおすすめポイントはずばり
- 耳(穴)が痛くない
- 周囲の音や会話が聞こえる
- なくさない
- 防水
- マイク付き
の5点です。もちろん、魅力はたくさんありますが、私が使用していて「買ってよかった!」と思っているポイントです。
耳(穴)が痛くない
「耳(穴)が痛くない」こと、これが一番の魅力です。耳をふさがないので、耳の穴が痛くなったり、変な閉塞感があったりしません。イヤホンで耳をふさぐのって、結構ストレスですよね。長時間つけていると、耳の穴が痛くなったり疲れたりします。その点、AfterShokz(アフターショックス ※以下、読み省略)の骨伝導イヤホンは、耳の穴周辺のストレスから解放されます。
初めて使ったときの「2つの感動」
きっと、初めて使ったとき、あなたは二つの感動を感じます。それは、「骨伝導で聞くサウンドの感動」と「耳の穴をふさがない感動」です。この2つの感動が合わさって、AfterShokzの魅力が最大限感じられます。
デメリットは?
一方で、もちろんAfterShokzにもデメリットがあります。それは「こめかみ周辺の締め付け感」が出てくることです。長く装着していると、骨伝導で接地しているこめかみ辺りが、多少痛くなります。これは、顔の大きさなどによって多少の個人差があるかも知れません。私は、割と顔大きめです。ただ、対応策もあります。
デメリット(こめかみの締め付け感)への対策
それは、AfterShokzの利点である「接地点をずらせる」ことを生かすことです。イヤホンは耳の穴に装着するしかありませんが、AfterShokzは耳の上にかけるようにして装着するため、こめかみ辺りに接地する部分を微妙にずらす対策をとることができます。このように接地部をずらして痛まないように分散することができれば、長時間使用していも、さほど締め付け感は気になりません。「いちいちずらすのは面倒だ!」という方には、向かないかも知れませんね。
周囲の音や会話が聞こえる
次に「周囲の音や会話が聞こえる」ことです。最近のイヤホンでも、「がイオン取り込み」機能と言って、イヤホンやヘッドホンをしていても、周囲の音や会話が聞こえるといった素晴らしい機能がついていますが、AfterShokzの骨伝導イヤホンは、そもそも耳をふさがないため、物理的に自然と周囲の音や会話が聞こえます。
イメージとしては「近くで流れているBGMを聞いている」ような不思議な感覚です。
私が骨伝導イヤホンを使うようになった理由…
私はマラソン大会に参加するほど、ランニングをします。その際に音楽を聴くのですが、ランニングするときに、イヤホンをするのが嫌でした。それは、イヤホンをしながらランニングをしていた友人を交通事故で失ったからです。その友人は、斜め後ろから来た大型トラックに気付かなかったのです。それ以来、私は自分が運転するときはもちろん、自分がランニングをするときも、周囲の車の動向や音に気を付けながら走るようになりました(片方の耳はふさがずに走るなど、周囲の音を聞こえる環境にして走りました)。そんな中、発見したのが、このAfterShokzという骨伝導イヤホンです。「耳をふさいで走っている」というストレスから解放され、より周囲の音、特に車の走行音が確認できるようになりました。電気自動車のような静音でも、音量さえひどく大きくしなければ、注意して聞き取ることができます。「絶対に安全」とは言いませんが、私が求めていたイヤホンがAfterShokzという骨伝導イヤホンだったのです。
AfterShokzなら、音楽を聴きながら会話もできる
また、ランニングだけで言えば、誰かと一緒に走るときにも、音楽を聴きつつ、相手との会話も楽しむことができますし、マラソン大会では周囲の応援の声を聞くこともできます。
普段の会話などは、ささやき声などでなければ、ある程度は聞き取ることができます。よく、「それ音楽聞いてるの?」と驚かれるくらい、音楽を聴きながら会話をすることができるほどです。逆に、通話しながら、テレビを見たりもできます。
耳をふさがず、日常に音楽を+
お子さんがいらっしゃる方などは、好きな音楽を聴きながら、子どもの呼ぶ声や赤ちゃんの泣き声が聞こえるので、生活の質が爆上がりすることでしょう。お子さんが寝ているときに音楽を聴いたり動画を見たりするときにも使えますね。
登山をする方は、お気に入りの曲でテンション上げながら歩きつつも、しっかりと森の音や動物の声を聞くこともできます。
電車で通学、通勤されている方は、電車のアナウンスなどもしっかり聞こえる事でしょう。
なくさない
おすすめポイントの3つ目は、耳に装着するイヤホンでよく起こる「紛失」がないことです。あなたは、ワイヤレス型のイヤホンを使用していて、なくしたこと、あるいは「なくさないようにしよう」と思っていることはありませんか?そんな小さなストレスを解消してくれるのが、この「なくさない」というポイントです。AfterShokzは左右の骨伝導部(振動ユニット)が「チタン合金製ヘッドバンド ポリカーボネート製イヤーフック」で繋がっている形状のため、使用中に落ちたりすることがありません。(ちなみに、ちょっとやそっとの運動では、ずれたりしません)
これは裏を返せば「かさばる」ということでもありますが、それを加味しても余りあるくらいのメリットがあるため、許容の範囲です。ちなみに、購入時には専用の小さな巾着タイプの入れ物が付属しています。
なくさないというのは、安くない買い物をする上では重要なポイントだと考えます。「気づかないうちになくさないようにしよう」と思いながら生活すること自体が、ストレスの積み重ねになりますからね。私にとって「なくさない」というのは、豊かな人生を送る上でのおすすめポイントに十分なると思っています。しかもワイヤレスのため、コードの煩わしさもありません。
防水
おすすめポイントの4つ目は、「防水」仕様ということです。「AfterShokz OPENMOVE AS660」はIP55認定です。規定でいうと、防塵(ぼうじん)に関しては最高等級のIP6の次であるIP5規格で、「防塵からの保護:機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しない」程度です。防水に関しては、最高等級IP8の3段階下のIP5規格で、「いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない:3mの距離から全方向に12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、3分間」程度です。
要するの、普通に運動をして汗をかいたり、雨の中運動したりしても、問題ないという規格です。
ちなみに私は、音楽を聴いたりYouTubeを聞いたりしながらシャワーを浴びていますが、今のところ全く問題はありません。たまに、知り合いと通話しながらシャワーを浴びますが、私は問題ありません。(当たり前ですが、相手はシャワーの音で聞こえにくくなるようです笑)
「AfterShokz OPENMOVE」の上位互換モデルである「AfterShokz AEROPEX」は、IP67規格です。防塵機能は最高等級のIP6、防水機能もIP7で「規程の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない:水面下・15㎝〜1m、30分間」という規格です。「私は不安をお金で解決するで~」という方は、購入する際の参考にしてください。
マイク付き
最後に、「マイク付き」でハンズフリー通話に対応しているのが私のおすすめポイントです。日常的な場面で通話をする分には、全く支障がありません。相手からも、違和感を伝えられたことはありませんし、相手がAfterShokzを使って通話しているとき(自分が聞く側)でも、全く違和感ありません。
この点についてデメリットを強いて挙げるなら、周囲の音も比較的拾ってしまうことでしょうか。洗い物をしていたり、ガチャンガチャンと大きな音を出していると、相手にその音が聞こえて不快感を与えることがあるかも知れません。使用場面や相手にもよりますが、その点は配慮した方が良いでしょう。
まとめ
まとめ
「AfterShokz OPENMOVE AS660」(アフターショックス オープンムーブ)のおすすめポイントとして、
- 耳(穴)が痛くない
- 周囲の音や会話が聞こえる
- なくさない
- 防水
- マイク付き
の5点をご紹介しました。興味がある、あるいは購入を迷っているあなたの参考になれば幸いです。
もし購入される予定のある方は、素敵な骨伝導イヤホンライフを楽しんでくださいね!
それでは、サウナら~
今回ご紹介したイヤホン
AfterShokz アフターショックス ブルートゥースイヤホン 耳かけ型 OpenMove Himalayan Pink AFT-EP-000025 [骨伝導 /Bluetooth]
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